FRPで未来を創造する。
F.R.P.(Fiberglass Reinforced Prastics)とは、ガラス繊維強化プラスチックのことで、
ガラス繊維に熱硬化性プラスチックを合成させて硬化させたものです。
三立化工機は、FW法(フィラメントワインディング)を採用画期的な耐蝕性・耐熱性・高強度を生みだすと共に
安定した品質によるコストダウンを実現しました。
FW法による製品は、あらゆる方向からの圧力・応力・衝撃に対し、信じられない程の強度を持っています。
用途に応じガラス繊維と樹脂の配合を調節することにより、巾広い分野でのご要望に対応できるものです。
サンリツマンドレル機
サンリツ式FW機(マンドレル)から生産される管体は、芯円度内面円滑度に優れ、任意に管径を変えられる(1000φから3800φ)ことにより、大きなコストダウンを実現して、高品質な耐蝕タンクをつくり出しています。
F.R.P.を金属と比べた場合の特長です。例えばF.R.P.の比重は鉄鋼の1/5〜1/4で、アルミニウムの約50〜60%しかない。金属との強度比較ではガラス補強材等の構成にもよるが、率直にいって劣る。しかしながら“軽い”ことを併せて考えると、比強度では、SS41の約1.2〜3倍と考えられる。
金属のように錆びたり木材のように腐ったりしないばかりか酸やアルカリなどの薬品に対しても優れております。
F.R.P.は熱硬化性樹脂で、熱可塑性樹脂にくらべて耐熱性にすぐれています。耐寒性も合成樹脂のなかにあって最上位です。そのため条件および樹脂の選定により-50℃〜150℃の使用に耐えます。
F.R.P.の熱伝導率は、ステンレス鋼のおよそ1/200。そのため断熱性が高く、保温・保冷効果は抜群です。
● 耐候性にすぐれている。(屋外用)● 電気絶縁性がある。● 長期メンテナンスフリーでご使用できます。● 食品関係の容器にも安心してご使用できます。
- 食品・医薬工業
- 作業機器コンテナー・純水タンク・輸送タンク
- 紙パルプ工業
- 洗浄塔・吸収塔・ガスパイプ・フードロール
- 繊維工業
- 原料タンク・中和槽・漂白槽・メツキ槽・廃液パイプ
- その他
- 化学工場の原料タンク・パイプ・フランジ・ダクトなど燃料輸送パイプ・タンク・廃液槽
弊社はサービス体制に万全を期しております。
F.R.P.をはじめプラスチック類、鉄鋼などを含めた設計・施工の一貫体制を整えております。
また、納入後のメンテナンスについてもご相談に応じております。